こんばんは!深夜に更新ですいません!DJチンタオの最後のブログです!
いよいよ明日からストーンクロージングパーティーが始まりますね。
今回は僕がこのお店に出会って今日に至るまでの事を書き綴って締めようと思います!
僕と新宿ローリングストーンの出会いはクレヨンイーターというバンドとの出会いが始まりでした。
ストーンのお隣のライブハウスでクレヨンイーターのライブやるから、遊びにおいで!と誘われました。
その時はライブに間に合わず、しかも、極貧過ぎて小銭しか持ってなかったけど、どうしてもクレヨンイーターのメンバー会いたくて家を飛び出しました。
その時、ギターの秋山君はストーンのバーテンダーということを知りました。ライブ終わりのアッキーは酒飲もう!とこっそり店内に通してくれて、貧乏な僕にお酒を沢山おごってくれたこともよく覚えてます。笑
初めて入った歴史あるこの場所はとてもワルい匂いがプンプンしており、治安の悪いアメリカのバーってきっとこんな所なのだろうなあとビクビクしながら行った記憶があります。(笑)
でも、そんな不安はすぐに消してくれたのはかっこいいロックンロール。好きな曲をリクエストして踊り、知らない曲でも飛び跳ね、一夜でこの店に惚れました!
気付けば、その一週間後に面接受けていて、ストーンのスタッフになってました。しかし、要領の悪い僕は二ヶ月位でクビになるのでした。(笑)
その後、DJオーディションに誘われて合格しました。店名のごとく、目まぐるしく転がる僕の転落人生が始まるのです。
最初は木曜日"tutti frutti"でDJをしてました。当時の先輩DJは佐々木健治。和製ジミ?ヘンドリックスで有名な先輩です。最近結婚式も上げて、幸せいっぱい!
平日はスタッフが22時くらいから入りするので、早番はDJがお酒を作るんです。スタッフで使えなかった僕はお客さんから「ウィスキーのダブル」と注文受けた時もなんの事か分からず、健治さんにウィスキーのダブルの作り方を聞きにいって、アホか!って怒られた記憶があります!(今はちゃんと作れますよ!)
そんなアホアホでDJやるもんだから、選曲もドスベリする日々。ストーンに入るまでDJしてきたことはありましたが、転換DJや多人数がいるパーティーばかりで長時間回すことがなかったので、ネタ切れしてよく曲止めて焦ってました。
それを鍛えるべく、長めに回させてくれたのが木曜日だったと覚えています。お客さんがいない時間はスタッフのミオさんや健治さんにリクエストもらって、練習しました。
先程、ミオさんバースデーで飛び入りDJしてきて、二年前には掛けられなかった心残りのリクエストをようやく掛けてきました。あの時から少し成長した姿を見せられて良かった!
話を戻して、木曜日の常連さんにも少しずつ顔を覚えられて、好きなアーティストを聞いたり、次に来た時にはさりげなく好きな曲を掛けたり、ストーンの面白さを覚えました。
それが原因で木曜日を追い出されてしまうきっかけになると思いませんでした。
ある日、ハードコアが好きなお客さんが遊びに来て、ハードコアばかり掛けてたら、「ストーンズ早く掛けろ!」と社長TOSHIに怒られたり、健治さんに「お前は木曜日にいらない」って言われて、火曜日に移籍することとなったのです。笑
火曜日"Bombtrack"については前回のブログにて書きましたが、ここでは自分の個性を伸ばしてくれた曜日でありました。
先日終わってしまいましたボムトラ。周年ばりにパンパンに埋まるフロアに最高の笑顔がいっぱいで嬉しかったなあ。みんなありがとう。また遊び場作るから待っててね!
木曜日、火曜日を経て、ROCK IN JAPAN NIGHTなどで週末でも回すようになり、いくつも楽しい夜を過ごしてきました。
ストーンズ名物のチンタオ祭〜青島一番!〜も出来たしね!僕は真面目にふざけるのが好きだから、ブース内で早着替えやっちゃったり、等身大フライヤーやチェキ作ったなあ。
サイリウムも折ったり、見たこともないような仮装をやった。仮装の影響はローリングストーンの先輩達とゴールデンボンバーの影響である事を公言します。笑
低クオリティーの手作り…いえ、DIYを貫いた結果が僕の創作仮装家の活動の軌跡だと思ってます。
自分にしか出来ないことをやれてよかったよ。ストーンのオーディション受ける時から、ストーンに新しい風を吹かすって決めてたもんね!
そんな小さな風を掻き消す批判の嵐もあったけどね。笑 今は追い風になってくれる人も増えました。
そんな楽しい夜を過ごせたのは音楽を聴きに来てくれるお客さんがいたから。これまで遊びに来てくれたお客さんがクロージングパーティーに少しでも遊びに来てくれるといいな。
転落人生が始まったあの日から約二年半、まさかこの店を閉めるなんて思いしませんでしたが、店を畳むのも勇気。全ての人に感謝を込めて転がります!音が止まる最後日まで楽しむので、よろしくお願いいたします!
青島将司