おはようございます。やはり師走は忙しさが倍の倍くらいになりますね。2014年に向けて駆け抜けていきますよー!!!カウントダウンパーティーは毎年満員御礼!ストーン名物のパーティーなので、みなさん一緒に来たる2014年の幕開けをお祝いしましょう!
さてさて、今夜はクリスマスイブ!私がDJをやっている"Bombtrack"では〜聖夜のV系ナイト〜を開催します!
※"Bombtrack"はストーンで一番音楽的に変わっているプログラムです。ストーンのスタンダードな営業に関わるお話ではありません。ご注意ください(笑)※
"Bombtrack"はラウドロックがメインのプログラム。最近はラウドな音楽性のVisual系出身バンドが増えたので、そのようなバンドをメインとしますが、特集するからにはもう少し掘り下げていきたいと思います。
ここで私の個人的なV系を辿った歴史を少し書かせてください。ストーンの店長らしからぬ経歴過ぎてびっくりされるかもしれませんが…(笑)。あくまで個人的なものです。
私がV系にはまったのは高校生時代。もちろんX JAPANです。特にYOSHIKIさんには多大な影響を受けました。自分が2歳からピアノをやり続けていたこともあり、これでドラムが叩ければYOSHIKIさんに近付けるのではないかという安易な発想でドラムを始め、高校の軽音部に入りました。
中学から女子高でしたし、男性との交流はほぼ皆無だったので、女の子の同級生とX、LUNA SEA、BY-SEXUALなどのコピーをやっていましたね。所謂ギャルバン。
確かその頃、(人生初ライブは社長に連れられて行ったDOO BEE BROTHERSでしたが)、自分の意志で初めてチケットを取ってライブに行ったのがBY-SEXUALの野音、その前にYOSHIKIさんの武道館トークライブでした。
その後YOSHIKIさんの設立したレーベル"Extasy Records"にはまりまして、武道館で開催された"無敵と書いてEXTASYと読む!!~EXTASY SUMMIT ’91 AT NIPPON BUDOKAN~"
というビデオに大興奮。
ラストは全バンドのメンバーセッションでSEX PISTOLSのアナーキーインザUKを演奏していました。あれも面白かったなあ。
そこでLUNA SEAやZI:KILLに出会い、LADIES ROOMや、DRAGON ASHの馬場さんがいたvirus、東京ヤンキースなどにはまっていきました。
特にLUNA SEAとZI:KILLにはがっつりはまりました。20年経過した今でも色褪せない名盤ばかりですね。LUNA SEAは新作も最高ですし!
因みにLUNA SEAのSUGIZO氏はPRINCEから多大な影響を受けたそうで、PRINCEモデルのギターを使用していたんですよ。
去年LUNA SEA特集をストーンでやったのですが、彼らの曲を洋楽ロックに混ぜてプレイすると、意外と幅広くいけるんですね。例えばSTONE ROSESであったり、CUREであったり。
さてルーツの話に戻りますが、その後はインディーズ時代のラルクアンシエル、黒夢、THREE EYES JACKにはまり、他にも書ききれないほどのバンドを聴きました。SILVER ROSEとか、幻覚アレルギーとか、Laputaとか、ジルドレイとか…
因みにバンド活動は、高校時代でも月に最低4本くらいはやっていました。
高校を卒業したら音大に進むつもりでピアノも声楽も続けていましたが、結局はドラムで一旗上げたいという気持ちが捨てきれず、本格的にバンド活動に取り組みましたが、メンバーの脱退やら解散やらで心が折れ、とあるバンドのローディーをやらないかという話になり、女でローディーというのは異例ですが、とにかくプロの元で修行がしたいという思い、長いローディー時代を過ごしました。これが18歳くらいからです。
ローディーやスタッフをやることによって、更にライブの現場に携わるようになり、バンドの見方、音楽への考え方、聴き方も徐々に変わっていきました。あの頃お世話になったバンドのメンバーには本当に勉強させてもらったので、感謝してもしきれません。いつか恩返ししたい。
どうでもいい話ですが、バンドのローディー、スタッフ時代は金髪でブカブかのパンツにパーカーという、お世辞にも女の子とは言えない格好をしてました。女だからってなめられたくないという気持ちもありましたが、本当のことを言えばファッションに気を配る余裕がなかったのです。そういう時の格好を見られてOBの村さんに怒られた記憶が鮮明に残っております。
それからプレイヤーからは離れて音楽業界に携わることになるのですが、その話はまたいつか…
Visual系がルーツではありますが、好きなアーティストの影響で洋楽も聴くようにもなりました。
例えば、LUNA SEAのJさんがインタビューで好きだと言っていたWHITE ZOMBIEやCLAWFINGERを聴いたり、THREE EYES JACKがグランジ系に音楽性が変わったのがきっかけで、NIRVANAにはまったり、ニューウェーブ系のバンドからCUREやボウイを教わったり。XのルーツであるKISSにはそこまではまらなかったけど…
そこからRAGE AGAIST THE MACHINEなどラウド路線にいき、今の私のDJの基盤が出来ました。
もちろん社長の影響でストーンズやガンズなども聴いてましたけど、反抗期なので当時はそこまではまらなかったんです。今では大大大好きですけどね!それはストーンでDJを始めてからの話です。
今"Bombtrack"で推しているDIR EN GREY(彼らは今は完全にVisual系ではありませんが)、MUCC、MERRY、ギルガメッシュなどは、ラウド耳で聴けるので本当にかけやすいし、素直にかっこいいと思います。
ここで、私個人がリアルタイムで通ってきたVisual系の
名盤(90年代限定)をご紹介します。
X / Jealousy
LUNA SEA / IMAGE
黒夢 / 亡骸を…
ラルクアンシエル / DUNE
ZI:KILL / Close Dance
MALICE MIZER / Voyage
「merveilles」と迷いましたが…個人的に思い入れが深いんです。
BUCK-TICK / 殺シノ調ベ
(ベスト的な内容ですが、セルフカバー。このアルバムからBUCK-TICKを掘り下げるきっかけになりました。)
DIE IN CRIES / Visage
GARGOYLE / 璞
(GARGOYLEのドラムのKATSUJIさんは現在クロマニヨンズのドラマーとしても活躍中です。もちろんGARGOYLEも精力的に活動し、アルバムもリリース、ライブも行っています。)
GARGOYLEも名盤が多過ぎて…禊、天論、月の棘も好きだし…
GLAY / 灰とダイヤモンド
こう見ると本当に音楽性はバラバラですね。やっぱりVisual系っていうくくりは難しい!そして年がばれるチョイス(笑)。
今夜はこのアルバムから選曲するかはわかりませんが。"Bombtrack"イチオシのラウドVisual系バンドと、このような懐かしのバンドも織り交ぜつつ、今勢いのある新しいVisual系もプレイします!ぜひぜひ遊びに来てください!
12/24(火)"Bombtrack"〜聖夜のV系ナイト〜
DJ:KAORU,MAY-E、青島将司
19:00〜all night
CHARGE 21:00〜200yen
http://www.rockin-rollingstone.net