めんたいこもめんたいロックも大好きです!!!
みおですこんにちは。
なにがめんたいって今日はルースターズ特集なんですよ。
たぁのしみー!!楽しみすぎますわ!!
媚びないギラついてる日本のバンドが目白押しな夜。
大好物ですわ!!!
さあ
ちょっと落ち着きをとりもどして、ルースターズにまつわる思いでをひとつ。 ライブとかじゃないですが。読み物のひとつとしてストーンに向かう電車ででもお読みください。
ストーンに入ったばかりのころだから、7年以上前ですか。
んでもって当時レジデントだった相方のマイケルとまだお付き合いホヤホヤの頃でした。
若かったふたりは食欲も今より若かった。
いや、今の方がバリバリ食べてるかな。うん。今の方がめちゃめちゃ食べてるかもしれない。うん。食べてる。
まあ、いいや。
とりあえずマイケルはまだまだ痩せてた頃。
ストーン明けにお腹が減ったわたしは甘いものに飢えてマイケルを誘って帰り際に新宿のミスタードーナツで無数のドーナツにギラついてたんです。大好物のフレンチクルーラーとオールドファッションです。
結構人がいて、2階の向かいの人と正面向き合っちゃう長いカウンターみたいなところで食べてたんです。
マイケルとわたしは仲良く横並び。
正面はまだ誰も座っていませんでした。
しばらくはマイケルと軽快なトークを繰り広げてたんですよ。健治さんの歯軋りはバスケットシューズで床を擦る音に似てるとか、そんな話。
だけどそのうち、向かいの並びに新たなお客さんが来ました。
金田一みたいな帽子を少し目深にかぶった髪の長い素敵な男の人。
雰囲気ある人だなあと思いました。
でもマイケルが横にいるのに他の殿方に視線を奪われているのは彼女として失格です。わたしは軽い女じゃないんです。じっと見るのも失礼です。
引き続きマイケルとおしゃべりをはじめました。
いや、はじめようとしたんです。
ですがマイケルを見ると目を見開いて、ただでさえ汗かきなのに脂汗みたいなのを掻いてました。
熱いラーメンやらジュージュー言わしてるハンバーグやらを食べると、マイケルの汗が吹き出すのは知ってましたが、まさかドーナツでもついに汗を掻きはじめたかのかと思いました。
どんだけの新陳代謝だと思いました。
とにかくなんだか様子が変なんです。
わたしが話をふっても上の空。
会話のキャッチボールどころか、ボールってなに?状態です。
「マイケル、うんちしたいのかな?」
わたしはちょっと心配になりました。
そわそわしっぱなしのマイケル。
わたしが
「わたしのことはいいからおトイレへ行ってきなさいな。」
そんな優しい言葉をかけようとした矢先、前の席のかっこいい殿方が店を出ようとしたんです。
その瞬間
マイケルがバネに弾かれたパチンコ玉のように彼を追いかけて行ったんです。
一人取り残されたわたし。
あたまのなかはでっかいクエスチョンマークで一杯です。
しばらく待つと、妙に興奮した汗だくのマイケルが戻ってきました。
「どうしたの?」
問いかけるわたしにマイケルは答えました。
「みお、気づかなかった?花田さんだったよ!!ルースターズの!!!
うわあー、俺、握手してもらっちゃったよ!!!」
そっからのマイケルはMCばりのマシンガントークです。
キャッチまだできてないのにビュンビュンボール飛ばしてきます。
「あー!!!ピック!ピックもらえばよかった!くれたよね?きっと!あー!」
「花田さん観に行きたいね!てか、今日どこかでるのかな?調べる!」
「スッゴい優しかったー!俺、緊張しちゃったよ!!」
わたしは思いました。
花田さんに全部持ってかれたと。
んなわけで、
何が言いたいかと言うと、わたしは花田さんとドーナツを仲良く食べた仲ですので、今日のルースターズ特集、非常に楽しみだと言うことです。
ドーナツ関係なしに楽しみなんですが。
本日はマイケルからもらったとっておきのTシャツで、木曜の相方3人と一緒に皆さんをお待ちしてます。
前にお客さんからバースデーにもらったとっておきの雑誌も持ってきますので、よかったら眺めてください。
今日はブラックレザーシューズで男性の背中に唾を吐きながらギラついて接客いたします!
うひー!!!!!